2013.3.4
いぬ
最近は犬を散歩する人に会わない日はないというくらい、よく散歩している人を見かける。
みんな、ご主人にひかれて大人しく散歩して、人が通りすがる時は、ちゃんとよけてくれて吠えたりもしないし、おりこうさんな犬たちだ。
犬といえば、昔は野良犬がけっこういた。
学校のかえり道、遠くの方に犬がいると、どうしよう、と恐れたものだ。
学校の給食で残ったパンを遠くの方に投げて、犬が食べている間にダッシュ。
そんな事を考えながら下校していたのを思い出す。
私は昔から犬が苦手だ。動物が苦手なのである。
高校生の頃、自転車にのって家に帰る途中、遠くの方にいた犬が私をめがけて走ってきた。
「うわっ、こっちにくる。こないでよ。」
犬は私のそばにぴったりとくっつき、走って追いかけてくる。
「もーあっちいってよ。」
しばらく走ると、飼い主によばれ去っていった。
私は、犬(動物)を飼っている人に言いたい。
飼い主さん、絶対、鎖から手を離さないで。
犬さん、私が通りすがっても、かわいいとかいわないと思うから、そっと去っていってね。