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2017.12.4

冬至かぼちゃ

~冬至に食べる「カボチャ」~
こんにちは、栄養士のWです。
寒さも本格的になってきましたね。
さて、今月は 「冬至」 についてとりあげます。
冬至とは1年で最も昼が短く、夜が長い日のことを言います。
今年は12月22日です。
この冬至の日に「カボチャ」を食べる風習があり、
厄よけや病気に効果があると伝えられています。
伝統的な「かぼちゃの小豆煮(いとこ煮)」などがありますね。
本来、かぼちゃは夏が旬の野菜。
しかし、冷蔵庫がない時代から冬まで持つ保存性の良さと、
風邪の予防に効果的なビタミンが多いため、
ビタミン不足になりがちなこの時期に昔から重宝されてきました。

かぼちゃにはこんな栄養がたくさんあります。
ビタミンA(カロテン)は、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、
抗酸化作用が抜群に良いといわれています。
スープで食べるということは、粘膜の回復にとても有効です。
家庭では病前病後によく使われますね。(一部病状を除く)

かぼちゃは、3大抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンE、
βカロテン(ビタミンA)、ビタミンCが豊富に含有されており、
かぼちゃに含有されるビタミンEは野菜の中でもトップクラスの含有率といわれています。
βカロテンと同時にカルシウムを摂取することで、
相乗効果により高血圧予防に役立ちます。
食物繊維もとれ便秘予防に役立ちます。

最後に、余談ですが・・運をつけるために「ん」が2つ使われている食べ物を、
冬至に食べると良いそうです。
(れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、なんきん=南瓜、などなど・・)


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